<< Click to Display Table of Contents >> マニュアル > 監視システム構築ガイド > サーバロジックの構築 > 定周期でタグ同士の演算を行う(SC1) |
概要
定周期でタグの演算を行う方法について解説します。
ここでは、定周期イベントを利用して、スクリプト(SC1)でタグ同士の演算を行います。
使用アクション:スクリプトVer1アクション
サンプルのダウンロード
このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。
サンプルは以下からダウンロードすることができます。
設定手順
タグの設定
1.演算に使用するタグを定義します。
今回は例として、仮想デバイスのタグを使用します。
タグ名 |
アドレス |
目的 |
U01.F01.T01~T03 |
SD0005~SD0007 |
1つめの計算式で使用するタグ |
U01.F01.T04~T05 |
SM0006~SM0007 |
2つめの計算式で使用するタグ |
U01.F01.T06~T07 |
D0000~D0001 |
計算結果格納用タグ |
アクションの設定
1.スクリプトVer1アクション「A01」を追加します。
2.A01アクションのプロパティを開き、スクリプトタブからスクリプトの設定を行います。
今回の例では、以下の2行のスクリプトを記述します。
U01.F01.T06 = U01.F01.T01 + U01.F01.T02 +U01.F01.T03 U01.F01.T07 = U01.F01.T04 And U01.F01.T05 |
以下は、スクリプトエディタの記述例です。
イベントの設定
1.アクションを実行するための定周期イベントを作成します。今回は計算を1秒ごとに行います。
2.実行アクションに「A01」を設定します。
動作確認
アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。
オンライン後、U01.F01.T06~T07の値が更新されることを確認してください。
U01.F01.T06~T07はどこからも参照されていないため、単にオンラインにしただけではマルチビューのタグリストには現在値が表示されません。 T06とT07の値を確認するには、タグモニタなどのビューを利用するか、当該タグを右クリックして「タグ操作」-「モニタリング開始」を選択してみてください。 |