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接続例について
本ドライバの接続設定例については以下を参照してください。
対象機種など  | 
説明  | 
R3シリーズとのModbus/TCPを介した接続設定例です。 
  | 
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WL40/ITシリーズとのModbus/TCPを介した接続設定例です。 
  | 
※上記に含まれていない機種との接続方法については、「接続例【R3シリーズ】」の設定を参考にしてください。
デバイス一覧
対応するデバイスは以下のとおりです(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい)。
デバイス  | 
キーワード  | 
先頭アドレス  | 
説明  | 
単位  | 
読み  | 
書き  | 
コイル(0x)  | 
C  | 
00001  | 
10進数  | 
ビット  | 
○  | 
○  | 
入力ステータス(1x)  | 
I  | 
10001  | 
10進数  | 
ビット  | 
○  | 
×  | 
入力レジスタ(3x)  | 
IR  | 
30001  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
×  | 
入力レジスタ(3x 浮動小数用)  | 
IRF  | 
30257  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
×  | 
保持レジスタ(4x)  | 
HR  | 
40001  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
●  | 
保持レジスタ(4x浮動小数用)  | 
HRF  | 
40257  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
●  | 
  | 
R3-NE1との通信はModbus/TCPプロトコルを用いて行われています。 IOカードの構成により、入出力デバイスが上表アドレスにマッピングされます。R3-NE1の場合、以下のように割り付けられます。 詳しくはエム・システム技研マニュアル「リモートI/O変換器R3シリーズModbus/TCP(Ethernet)用通信カードR3-NE1」を参照してください。 
 
 
 ※整数領域である30001~30256もしくは40001~40256についてはIR/HRを利用してください。単精度浮動小数(IEEE 32bit)である30257~もしくは40257~についてはIRF/HRFを利用してください。 ※R5-NE1の場合、入力レジスタ又は保持レジスタの浮動小数エリアを使用する場合は、IRF、HRFを使用せずIR、HRを選択して、「タイプ」を単精度浮動小数点型、「サイズ」を32bitとしてください。D5-NE1、72EM2経由R1Mシリーズなどと通信する場合も同様です。  | 
アドレスの桁数について
本ドライバは、Modbus/TCPのアドレス設定で5桁と6桁を指定できるようになっています。桁数で選択するドライバが異なるため、仕様に合わせてドライバを選択してください。
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設定用ソフト及びマニュアルについて
設定用ソフト(「R3CON」や「ITCFG」など)やマニュアル(「リモートI/O変換器R3シリーズModbus/TCP(Ethernet)用通信カードR3-NE1」など)は以下のサイトからダウンロードできます。
注意事項
タイムスパンより長い更新周期を設定する場合のリトライ設定
機器側の仕様により、一定時間TCP/IPの通信が行われなかった場合、接続をクローズする仕組みがあります。そのため、その一定時間のタイムスパンより長い更新周期を設定している場合、通信エラーが発生します。
参考:R3-NE1は、既定値が180秒。設定可能な範囲は0から3276.7秒。
※設定方法や指定方法については機器側のマニュアルなどを参照してください。
もし、このタイムスパンより長い更新周期を指定する必要がある場合は、ユニットの通信設定でリトライ回数に1以上を指定してください。この設定により、内部的に1度目の通信は失敗しますが、リトライにより再オープンされたコネクションで接続されることになるため、通信エラーが発生しなくなります。

GR8-EMを使用する場合のノード番号について
GR8-EMを使用する場合、接続テストダイアログおよびフォルダのネットワーク設定には、接続するリモートI/Oのノード番号を設定してください。
【接続テストダイアログ】 
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【フォルダのプロパティ】 
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