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オブジェクト名
オブジェクトには名前を付けることができます。オブジェクトの名前はNameプロパティで設定します。名前は開発時にPanel Editorで設定します。ランタイム中にオブジェクト名を変更することはできません。
フォームには必ず名前をつける必要がありますが、コントロールオブジェクトには必ずしも名前をつけなくてもかまいません(デフォルトではNameプロパティは空欄になっています)。例えば、スクリプトで絶対パス参照を行うような場合には、オブジェクト名を付ける必要があります。
オブジェクトの命名については、「命名規則」を参照して下さい。 |
オブジェクト名には重複した名前をつけることができますが、基本的に同じ階層内で重複したオブジェクト名は付けないようにして下さい(もし重複するオブジェクト名が混在したとしても、特にエラー等は表示されません)。もしも、複数のオブジェクトに重複する名前が付けられた状態で絶対パス参照が行われた場合、名称が重複する複数のコントロールのうちどのコントロールが参照されるのかは保障されません。 |
ルートオブジェクトには"root"という名前が付いています。これまでに解説してきた「::」以外にも、絶対パスとして以下のような指定も可能です。
root.Form01.FillColor // ::Form01.FillColorと同じ意味
尚、「::」は「root.」の省略記号です。 |