設定画面

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設定画面

デマンド監視の設定画面

基本設定画面

 

デマンドの基本情報を登録する設定画面です。

 

form_demand_004

 

 

#

名称

説明

1

名前

デマンドの名前を設定します。

 

2

コメント

任意のコメントを設定します。

 

3

デマンドタグ

電力量の計量値(カウンタ値)を取得する為のタグパスを設定します。

受電電力量の計量カウンタなど

 

4

契約デマンド

デマンドグラフ上に表示する契約デマンドラインの設定値を入力します。

本設定値は、グラフ上の目安であり警報検出とは無関係です。

 

5

カウンタ最小値

デマンドタグのリングカウンタ値の最小値を設定します。

カウンタが0~99999 の場合、「0」とします。

6

カウンタ境界値

デマンドタグのリングカウンタ値の境界値を設定します。

カウンタが0~99999 の場合、「100000」とします。

カウンタの増加が小数点の場合は次の様に設定します。カウンタの増加が0.1 の場合(カウンタ最大値が999.9)、カウンタ境界値として1000 を指定します。

7

表示最大デマンド

デマンドグラフのY軸の最大幅を設定します。

 

8

目標デマンド

デマンドグラフ上に表示する目標デマンドラインの設定値を入力します。

本設定値は、グラフ上の目安であり警報検出とは無関係です。

 

9

デマンド線設定

契約デマンド、目標デマンド、現在デマンド、予測デマンドの各ラインの表示色などを指定することができます。デマンド線設定画面を表示します。

 

10

過去デマンド表示

前回、前々回のデマンドグラフの表示設定を行うことができます。過去デマンド表示設定画面を表示します。

 

11

警報設定

デマンド監視警報の閾(しきい)値、表示色などを設定できます。警報設定画面を表示します。

 

12

保存/
キャンセル

 

保存

現在の編集内容を保存して設定画面を閉じます。

キャンセル

現在の編集内容をキャンセルして閉じます。

 

 

 

詳細設定画面

 

デマンドの詳細情報を登録する設定画面です。

 

form_demand_008

 

 

#

名称

説明

1

名前

デマンドの名前を設定します。

 

2

コメント

任意のコメントを設定します。

 

3

デマンドタグ

電力量の計量値(カウンタ値)を取得する為のタグパスを設定します。

受電電力量の計量カウンタなど

 

4

契約デマンド

デマンドグラフ上に表示する契約デマンドラインの設定値を入力します。

本設定値は、グラフ上の目安であり警報検出とは無関係です。

 

5

目標デマンド

デマンドグラフ上に表示する目標デマンドラインの設定値を入力します。

本設定値は、グラフ上の目安であり警報検出とは無関係です。

 

6

カウンタ最小値

デマンドタグのリングカウンタ値の最小値を設定します。

カウンタが0~99999 の場合、「0」とします。

7

カウンタ境界値

デマンドタグのリングカウンタ値の境界値を設定します。

カウンタが0~99999 の場合、「100000」とします。

カウンタの増加が小数点の場合は次の様に設定します。カウンタの増加が0.1 の場合(カウンタ最大値が999.9)、カウンタ境界値として1000 を指定します。

8

変換値

デマンドタグの電力量を、デマンド電力に変換するための変換値(倍率)を指定します。

通常は、30分間のkW値を2倍した値がデマンド電力となるため、「2」を指定します。

 

変換値の設定については、監視システム構築ガイドの「計量カウンタの重みと変換値設定について」を参照してください。

 

hint

デマンドタグのパルスレートが1 パルス1kWh の場合は、変換値には「2」を設定しますが、1パルス10kWhなどの様に重みが付けられている場合は、以下のいずれかの方法で対応することができます。

タグのフィルタ機能で少数桁移動を行い、タグのカウンタの単位を1kWh の単位に揃える。この場合、変換値は「2」で良い。

タグのフィルタ機能を使用しない場合は、変換値に「20」と指定することで対応する。(この場合、カウンタ値 × 20 がデマンド電力となる)

 

9

表示最大デマンド

デマンドグラフのY軸の最大幅を設定します。

 

10

サイクルタイプ

以下の2種類から選択します。

 

タイプ

内容

AUTO

AUTOモードでは、PCの時計の毎時0分、30分とは無関係に、Panel Serverがオンライン実行されてデマンドアクションの処理が開始された時点、又は、デマンド監視画面から手動でサイクルのリセット操作を行った時点を基点として、サイクル時間で設定された時間(分)が経過する都度、自動的にリセットが行われます。

尚、このリセットタイミングは、PCの時刻に関係なく行われる点に注意してください。PCの時計が毎時0分、毎時30分になったタイミングでリセットを行いたい場合は、本モードを使用することはできません。

MANUAL

MANUALモードでは、デマンドアクション自身はサイクル時間の監視を行わず、アクション自身による自動リセットを行いません。このモードは、デマンドのリセットをイベントから呼び出したい場合に選択します。例えば、PCの時刻に基づいて行いたい場合(毎時0分、30分の定刻イベントなど)や、PLCなどからリセットのタイミングを受け取りたい場合(タグイベント)に使用します。

 

サイクルタイプの設定は注意が必要です。本設定に関する詳細については、監視システム構築ガイドの「デマンドサイクルのリセット処理について」を参照してください。

 

hint

本画面ライブラリのサンプルはデフォルトとして「MANUAL」となっており、Panel Serverの定刻イベントからデマンドアクションに対して毎時0分/30分に「RESET」パラメータを指定して呼び出すように設定されています。

 

11

サイクル時間(分)

デマンドサイクルの時間間隔(分)を指定します。デマンド時限は一般的に30 分単位のため、通常は「30」を指定します。

12

単位

デマンドグラフおよびデマンド値一覧に表示される単位を指定します。通常は「kW」を指定します。

13

予測計算方法

予測線の傾き算出方式を、以下の3種類から選択することができます。

 

TWOPOINTS ・・・二点算出法

MOVING_AVERAGE ・・・移動平均法

LEAST_SQUARES_METHOD ・・・最小二乗法

 

算出方式の詳細については監視システム構築ガイドの「デマンド予測の計算方法について」を参照してください。

 

hint

上記の計算方法は、いずれも「予測開始時間(分)」で指定した時間の経過後に予測値計算が開始されます。デマンド電力の予測線は計算開始後に表示されます。

 

14

移動平均回数

予測計算方式で「MOVING_AVERAGE(移動平均法)」を選択した際に利用されます。移動平均算出時に、過去何点まで遡って算出するのかを指定します。

 

15

予測開始時間(分)

デマンドサイクル開始後、予測開始時間で指定した時間(分)が経過するまで予測線の描画を行いません。

16

予測計算時間(分)

予測線の計算を行う際に、現時点から過去何分までのログデータを予測計算の対象とするのかを指定します。

17

現在値出力タグ

指定したタグパスに、デマンド電力の現在値を転送します。

18

リセット出力タグ

指定したタグパスに、デマンド監視のリセット状況を転送します。リセット出力タグにはパルスが出力され、リセット実行時に即座にTRUE となり、数秒後に自動的にFALSE に復帰します。

 

hint

デマンド監視のリセット状況を外部アプリに連携する場合や、アラームサーバで監視する場合に本タグを利用します。

 

 

19

予想値出力タグ

指定したタグパスに、デマンド電力の予測値を転送します。

20

予測不定時設定値

デマンド予測開始時間が経過する前など、予測値が無い状態の際に予測値として出力する設定値を指定できます。デフォルトでは「0」が設定されています。

 

また、マニュアルリセットが行われた際に、前回値などが不定であった場合、ここで設定した値が、前回値としてセットされます。

 

21

デマンド線設定

契約デマンド、目標デマンド、現在デマンド、予測デマンドの各ラインの表示色などを指定することができます。デマンド線設定画面を表示します。

 

22

過去デマンド表示

前回、前々回のデマンドグラフの表示設定を行うことができます。過去デマンド表示設定画面を表示します。

 

23

警報設定

デマンド監視警報の閾(しきい)値、表示色などを設定できます。警報設定画面を表示します。

 

24

データ保持

データの保持方法を以下から選択します。

 

サーバの再起動時は新たなサイクルで開始する

過去の情報は引き継がず、再起動後に新たにデマンドのサイクルを開始します。

サーバが再起動時に再起動前の情報を引き継いで動作させる

Panel Serverが再起動しても過去の情報を引き継いで動作します(推奨)。

サーバが再起動時に再起動前の情報を引き継いで動作させる(ログを残す)

前述の「サーバが再起動時に再起動前の情報を引き継いで動作させる」の動作とあわせて、デマンドサイクル毎のデマンドタグ値をログに残します。但し、本設定はデマンドサイクル中の値変化を確認する為のデバッグモードです。ログファイルは、デマンドフォルダ内の「Log」フォルダにデマンドサイクル毎に作成されます。本設定は、デバッグ目的以外での使用は控えて下さい。

 

25

ログ保持日数

「データ保持」で「サーバが再起動時に再起動前の情報を引き継いで動作させる(ログを残す)」を選択した場合、ログファイルの保存日数を指定します。

 

26

指定した回数分...

指定した回数分、通信が連続で失敗した時、カウンタ値をリセットします。通信エラー復帰後に予測線が跳ね上がることを防止するための機能です。0を指定した場合は、通信が失敗してもリセットを行いません。

 

27

保存/
キャンセル

 

保存

現在の編集内容を保存して設定画面を閉じます。

キャンセル

現在の編集内容をキャンセルして閉じます。

 

 

 

デマンド線設定画面

 

契約デマンド、目標デマンド、現在デマンド、予想デマンドに対して、グラフ表示の様式を設定する画面です。

 

form_demand_005

 

 

#

名称

説明

1

線設定一覧

各種デマンド線の設定を行います。

 

線色
グラフ表示の表示線色を設定します。
form_demand_017
 

線種
グラフ表示の線種を設定します。
form_demand_018
 

線太
線の太さをピクセル単位で設定します。
 

描画方法
グラフラインの描画方法を設定します。
form_demand_019

 

 

2

予測デマンド線を点滅させる

チェックを入れると予測デマンド線を点滅表示させます。

 

 

3

OK/
キャンセル

 

OK

現在の編集内容を保存して設定画面を閉じます。

キャンセル

現在の編集内容をキャンセルして閉じます。

 

 

 

過去デマンド表示設定画面

 

過去のデマンドグラフの表示設定をする画面です。

 

form_demand_006

 

 

#

名称

説明

1

過去デマンド操作

 

過去デマンド

追加

過去デマンドを追加します。

過去デマンド

挿入

過去デマンドを挿入します。

過去デマンド

削除

過去デマンドを削除します。

 

hint

過去デマンド表示は、上から登録順に、前回、前々回・・、の順で表示されます。追加・削除を行うことで、表示す

る過去デマンドグラフを追加・削除することができます。

 

2

過去デマンド一覧

過去デマンドの設定を行います。

 

表示
チェックを入れると、デマンドグラフ上に過去のグラフを表示します。
 

名称
デマンド値一覧に表示される名称を設定します。

 

線色
過去デマンドの表示線色を設定します。
form_demand_017
 

線種
過去デマンドの線種を設定します。
form_demand_018
 

線太
過去デマンドの太さをピクセル単位で設定します。
 

描画方法
過去デマンドラインの描画方法を設定します。
form_demand_019
 

値格納タグ
タグパスを指定すると、過去デマンド値をタグに転送する事ができます。

 

 

3

OK/
キャンセル

 

OK

現在の編集内容を保存して設定画面を閉じます。

キャンセル

現在の編集内容をキャンセルして閉じます。

 

 

 

警報設定画面

 

デマンド警報の警報設定をする画面です。

 

form_demand_007

 

#

名称

説明

1

アラームリセット方法

アラームのリセット方法を選択します。

 

予想値復帰リセット
デマンドサイクルのリセットでは警報を復帰させず、次回の予想値が復帰してリセットとします。

 

サイクルリセット
デマンドサイクルがリセットされた時点で警報を即座に復帰させます。
 

hint

デマンド警報をトリガとして外部システムなどでデマンド負荷制御を行っている場合を想定すると、「サイクルリセット」の場合、負荷制御の効果が上がる前にサイクルリセットにより警報が復帰してしまうと、負荷制御も(制御の効果が出る前に)OFFになってしまう懸念があります。

 

一方、「予想値復帰リセット」は、前述のような懸念を回避するために用意されたモードです。

 

デマンド監視が主要目的で、1サイクル中の警報を監視したい場合は「サイクルリセット」が向いています。

 

 

2

警報操作

 

警報追加

警報を追加します。

警報挿入

警報を挿入します。

警報削除

警報を削除します。

 

3

警報一覧

警報の設定を行います。

 

表示
チェックを入れると、警報ラインを表示します。チェックを外すとグラフ上の警報ラインは非表示となりますが、警報検出は行われます。
 

名称
デマンド値一覧に表示される名称を設定します。
 

警報出力タグ
タブパスを設定すると、デマンド警報の検出状況をタグに転送する事ができます。
 

hint

ここで設定したタグをアラームサーバの監視タグに設定するとデマンド警報をアラーム検出することが出来ます。

 

レベルタイプ
デマンド警報の閾(しきい)値設定タイプを設定します。「比率タイプ」は、警報電力の設定を割合で指定します。「生値タイプ」は警報電力の設定を値で指定します。
form_demand_020
 

警報電力
デマンド警報の閾(しきい)値を設定します。レベルタイプが「比率タイプ」の場合は、0-1の値で設定します。例えば目標デマンド値の90%を閾値として指定する場合は、「0.9」を指定します。レベルタイプが「生値タイプ」の場合は、値を直接指定します。
 

線色
警報ラインの表示線色を設定します。
form_demand_017
 

線種
警報ラインの線種を設定します。
form_demand_018
 

線太
警報ラインの太さをピクセル単位で設定します。
 

描画方法
警報ラインの描画方法を設定します。
form_demand_019
 

 

4

OK/キャンセル

 

OK

現在の編集内容を保存して設定画面を閉じます。

キャンセル

現在の編集内容をキャンセルして閉じます。