プロパティ名

設定内容

説明

接続方法
(PSLoginStartup)

通常はAUTOとします

システム開始時のログイン方法を指定します。ダイレクトログイン実行の場合、通常はAUTOとしておきます。スクリプトで独自のログイン制御を作り込む場合などは、動作にあわせて適切な設定を行ってください。

ログインが完了するまでシステムを開始しない

(PSLoginMust)

通常はFalseとします

ログインを必須とするか否かを設定します。ダイレクトログイン実行の場合、通常はFalseとしておきます。尚、システムの運用中にログアウト操作を行ってユーザを切り替える（再度別のユーザでログインする）運用としたい場合は、本プロパティをTrueにします。詳細は、独自プロジェクトの作成の「運用中にログインユーザを切り替える」を参照してください。

サーバ二重化設定

(PSNodeRedundancy)

二重化の場合のみTrueを設定

サーバを二重化構成で運用する場合はTrueを設定します。サーバの二重化に関する詳細は、システム構成と運用（ランタイム実行）の「サーバ二重化での運用」を参照してください。

接続先

(PSNode)

サーバIPアドレス

接続先サーバのIPアドレスを指定します。Panel ServerとPanel Browserを別々のPCで実行する場合は、サーバのIPアドレスもしくはノード名を必ず指定する必要があります。同一のPC上で実行する場合は、空白でもかまいません。

尚、ネットワークカードを複数枚使用する場合など、１台のPCに複数のIPアドレスを設定する場合は注意点があります。詳細は、Panelインターフェースの設定の「1台のPC上でPanel ServerとPanel Browserを動作させる場合の注意点」を参照してください。

接続先2

(PSNode2)

サーバIPアドレス（二重化サブ側）

二重化のサブ側サーバのIPアドレスを指定します。サーバ二重化構成の場合のみ指定してください。

ポート

(PSPort)

接続先サーバのポート番号

接続先サーバのポート番号を指定します。デフォルトで6001番が設定されています。Panelインターフェースの基本設定で設定されているポート番号の設定と一致させる必要があります。

ポート2

(PSPort2)

接続先サーバのポート番号（二重化サブ側）

二重化のサブ側サーバのポート番号を指定します。サーバ二重化構成の場合のみ指定してください。

ユーザ

(PSLoginUser)

ログインユーザ

Panelインターフェースのログイン情報に設定されているユーザ名を指定します。クライアントの開発中は、テスト実行を行うために本プロパティが設定されている方が便利ですが、ダイレクトログインによる実行では本プロパティは参照されないため、運用時にはブランクとしてもかまいません。

パスワード

(PSLoginPwd)

ログインパスワード

上記で設定されているパスワードを指定する事ができます。クライアントの開発作業中は、テスト実行を行うために本プロパティが設定されている方が便利ですが、ダイレクトログインによる実行では本プロパティは参照されないため、セキュリティの観点から運用時はブランクとして下さい。

ダイレクトログインによる実行では、ログイン関連のルートプロパティ（PSNode、PSPanelPort、PSLoginUser、PSLoginPwdなど）の各設定値は、ログイン時に指定されたパラメータが優先的に採用されてログインが行われます。尚、クライアントの開発中はPanel Editorのブラウザ実行ボタンからPanel Browserをテスト的に実行する場合が多くありますが、ブラウザ実行ボタンによる実行はルートプロパティの設定値に基づいて動作します。従って、本番運用ではダイレクトログインによる実行を行う場合であっても、ルートの各プロパティには適切な設定を行っておくようにしてください。