デマンド監視とサーバ機能の関係

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デマンド監視とサーバ機能の関係

デマンド監視とアクションの関係について

PA-Panelのデマンド監視機能は、Panel Server側のデマンドアクションと、クライアント側のデマンド監視画面ライブラリによってデマンド監視を行います。

 

デマンド監視画面はデマンドアクションに接続する事によって動作します。デマンド監視画面はPanel Serverがオンライン実行された状態でPanel Browserから表示します。

 

尚、デマンドアクションに対するの各種設定は、デマンド監視画面の設定画面から行います。設定画面では、監視対象のデマンドタグのタグパスや、契約電力、目標電力などの各種パラメータを設定する必要があります。

 

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デマンド履歴/デマンドレポートとアクションの関係

PA-Panelのデマンド監視の補助的な機能として、デマンド履歴画面、デマンドレポート画面が用意されています。

 

これらの画面はサマリアクションに接続することによって動作します。デマンドアクションにはデマンド監視の情報をタグに出力する機能が用意されており、これらの情報に含まれている「前回デマンド値」のタグを、サマリアクションによってロギング・集計を行い、各画面上に表示を行います。従って、デマンド履歴およびデマンドレポートは、デマンド監視と組み合わせて利用することが前提となります。

 

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hint

サマリアクションは複数のアクションを登録して同時に動作させることができます。デマンド履歴、デマンドレポート用のサマリアクションは、通常の日報集計用のサマリアクションとは別に、デマンド機能の集計専用として個別のアクションを用意するようにします。標準プロジェクトでは、「DemandSummary」というサマリアクションが登録されており、30分単位のデマンド電力をロギング・集計するように設定されています。