プロジェクトの作成

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プロジェクトの作成

概要

PA-Panelで開発する監視システムの各種設定ファイル一式の事を、「プロジェクト」と称します。プロジェクトとはPA-Panelで開発する監視システムの概念であり、Panel Editorで作成した画面などを保存する「クライアント設定ファイル」と、Panel Serverで作成する「サーバ設定ファイル」を、プロジェクトとしてまとめて管理することができます。

 

(プロジェクトのイメージ)

fap_editor_0009

 

PA-Panelには「標準フレームワーク」と呼ばれるフレームライブラリ(監視システムのテンプレート)が用意されており、標準フレームワークをもとに作成したプロジェクトのことを「標準プロジェクト」と呼びます。一方、標準フレームワークを使用せずに独自に構築したプロジェクトのことを「独自プロジェクト」と呼びます。両者にはそれぞれ特徴があり、PA-Panelで監視システムを開発する際には、まず、どちらのスタイルで開発を行うのかを選択する必要があります。

 

本章では、標準プロジェクトと独自プロジェクトのそれぞれの考え方と、各プロジェクトの作成方法について説明します。

 

 

hint

本章はFA-Panel向けのコンテンツです。PA-Panelには、フレームライブラリとして「DCSサンプル」が用意されており、PA-Panelによるエンジニアリング作業は、DCSサンプルをもとに行います。DCSサンプルによるエンジニアリング手順については、「エンジニアリングガイド」に詳しく記述されています。一方で、DCSサンプルを使用せず、上記のリンク先で紹介されている独自プロジェクトを作成することもできます。

 

 

コンテンツ

概要

標準プロジェクトと独自プロジェクト

 

標準プロジェクトと独自プロジェクトの特長、機能比較について説明します。標準プロジェクトと独自プロジェクトのどちらを作成するべきか判断に迷う場合は、まずはこちらのコンテンツを参照してください。

標準プロジェクトの機能紹介

 

FA-Panelの「標準フレームワーク」が提供する基本機能の概要について説明します。標準プロジェクトを利用するとどのような機能を利用することができるのかを、具体例とともに紹介します。

標準プロジェクトの作成

 

標準フレームワークを利用して標準プロジェクトを作成する方法について説明します。

独自プロジェクトの作成

 

標準フレームワークを利用しない独自プロジェクトの作成方法について説明します。