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注意事項
各CPU共通
CPUや各種通信ユニットの設定方法については、それぞれCPUやユニットのマニュアルを参照してください。「I/O番号」設定時は、対象となるユニットの先頭入出力番号の「16分の1」の値を設定してください。
Ethernetユニット経由で他局アクセスする場合は、Ethernetユニットに「MELSECNET/10ルーチング情報」を設定してください。また、そのとき「MELSECNET/10ルーチング方式」は、「自動応答」以外の方式(IPアドレス算出方式・テーブル変換方式・併用方式のいずれか)を指定してください。「ポート設定」の[伝送速度]の設定は、接続局のCPUの種類によって、設定可能な値が異なります。
QシリーズCPU |
:「9600」「19200」「38400」「57600」「115200」のいずれか |
QnAシリーズCPU |
:「9600」「19200」「38400」のいずれか |
A/FXシリーズCPU |
:「9600」固定 |
「ポート設定」の[フロー制御]の設定は、使用するケーブルによって設定してください。
QシリーズQモード
対象局にEthernetユニットを取り付けて他局アクセスする場合、「対象局側ユニットのネットワーク番号」「対象局側ユニットの局番号」には、Ethernetユニットのパラメータ設定で指定した値を設定してください。「アクセス対象CPU」で「マルチCPU - 管理CPU」を選択した場合、再度設定画面を開いたときに「シングルCPU」が選択されていますが、これは両者の内部設定値が同一のために発生する現象で、動作には問題ありません。
Qシリーズ Aモード/Aシリーズ
接続局にQシリーズ QモードCPUを接続し、対象局にCC-Linkユニットを取り付けて他局アクセスする場合、そのCC-LinkユニットはROMバージョン”S”以降でないと正常に動作しません。
QnAシリーズ
対象局にEthernetユニットを取り付けて他局アクセスする場合、「対象局側ユニットのネットワーク番号」「対象局側ユニットの局番号」には、Ethernetユニットのパラメータ設定で指定した値を設定してください。接続局にQシリーズ QモードCPUを接続し、対象局にCC-Linkユニットを取り付けて他局アクセスする場合、そのCC-LinkユニットはROMバージョン”S”以降でないと正常に動作しません。
FXシリーズ
接続局以外へのアクセス(他局アクセス)はできません。