ModbusTCP/R3/R5/R7E/R9E/D3/D5/GR8/IB10/WL40/IT

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ModbusTCP/R3/R5/R7E/R9E/D3/D5/GR8/IB10/WL40/IT

接続例について

本ドライバの接続設定例については以下を参照してください。

 

対象機種など

説明

接続例【R3シリーズ】

R3シリーズとのModbus/TCPを介した接続設定例です。

 

接続例【WL40/ITシリーズ】

WL40/ITシリーズとのModbus/TCPを介した接続設定例です。

 

 

※上記に含まれていない機種との接続方法については、「接続例【R3シリーズ】」の設定を参考にしてください。

 

 

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい)。

 

デバイス

キーワード

先頭アドレス

説明

単位

読み

書き

コイル(0x)

C

00001

10進数

ビット

入力ステータス(1x)

I

10001

10進数

ビット

×

入力レジスタ(3x)

IR

30001

10進数

ワード

×

入力レジスタ(3x 浮動小数用)

IRF

30257

10進数

ワード

×

保持レジスタ(4x)

HR

40001

10進数

ワード

保持レジスタ(4x浮動小数用)

HRF

40257

10進数

ワード

 

 

hint

R3-NE1との通信はModbus/TCPプロトコルを用いて行われています。

IOカードの構成により、入出力デバイスが上表アドレスにマッピングされます。R3-NE1の場合、以下のように割り付けられます。

詳しくはエムジー社のマニュアル「リモートI/O変換器R3シリーズModbus/TCP(Ethernet)用通信カードR3-NE1」を参照してください。

 


Address

Data Type

Data

コイル

Coil 0x

1~1024

ビット

接点出力

入力ステータス

Input 1X

1~1024

ビット

接点入力

1025~1040

ビット

カード情報

1041~1056

ビット

異常情報

1057~1072

ビット

データ異常情報

入力レジスタ

Input Register 3X

1~256

整数(IR) ※

アナログ入力

257~768

浮動小数(IRF) ※

アナログ入力

保持レジスタ

Holding Register 4X

1~256

整数(HR) ※

アナログ出力

257~768

浮動小数(HRF) ※

アナログ出力

 

※整数領域である30001~30256もしくは40001~40256についてはIR/HRを利用してください。単精度浮動小数(IEEE 32bit)である30257~もしくは40257~についてはIRF/HRFを利用してください。

※R5-NE1の場合、入力レジスタ又は保持レジスタの浮動小数エリアを使用する場合は、IRF、HRFを使用せずIR、HRを選択して、「タイプ」を単精度浮動小数点型、「サイズ」を32bitとしてください。D5-NE1、72EM2経由R1Mシリーズなどと通信する場合も同様です。

 

 

アドレスの桁数について

本ドライバは、Modbus/TCPのアドレス設定で5桁と6桁を指定できるようになっています。桁数で選択するドライバが異なるため、仕様に合わせてドライバを選択してください。

 

c_plc_0625

 

 

設定用ソフト及びマニュアルについて

設定用ソフト(「R3CON」や「ITCFG」など)やマニュアル(「リモートI/O変換器R3シリーズModbus/TCP(Ethernet)用通信カードR3-NE1」など)は以下のサイトからダウンロードできます。

 

http://www.m-system.co.jp/

 

 

注意事項

タイムスパンより長い更新周期を設定する場合のリトライ設定

 

機器側の仕様により、一定時間TCP/IPの通信が行われなかった場合、接続をクローズする仕組みがあります。そのため、その一定時間のタイムスパンより長い更新周期を設定している場合、通信エラーが発生します。

 

参考:R3-NE1は、既定値が180秒。設定可能な範囲は0から3276.7秒。

※設定方法や指定方法については機器側のマニュアルなどを参照してください。

 

もし、このタイムスパンより長い更新周期を指定する必要がある場合は、ユニットの通信設定でリトライ回数に1以上を指定してください。この設定により、内部的に1度目の通信は失敗しますが、リトライにより再オープンされたコネクションで接続されることになるため、通信エラーが発生しなくなります。

c_plc_0637

 

 

GR8-EMを使用する場合のノード番号について

 

GR8-EMを使用する場合、接続テストダイアログおよびフォルダのネットワーク設定には、接続するリモートI/Oのノード番号を設定してください。

 

【接続テストダイアログ】

c_plc_0635

【フォルダのプロパティ】

c_plc_0636