フィールドを追加します。計算式を指定しない場合は、フィールド名のみを指定します。
フィールド名に以下のような書式で計算式を指定することにより、動的演算を行うことができます。下記の場合、T000+T001の演算結果が表示されます。
[cal]計算式
例)[cal]T000+T001
さらに、calの後にパラメータを追加することにより、計算方法をカスタマイズすることができます。
[cal:パラメータ]
例)[cal:uncertainiszero,qc_nultobad]T000+T001
指定可能なパラメータは以下のとおりです。複数指定したい場合は、カンマで区切って指定します。
パラメータ
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内容
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uncertainiszero
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不定値を0とみなして演算したい場合に指定する。uncertainiszeroを指定しなかった場合、以下のパラメータに関係なく、NULL値が存在した場合の計算結果はNULLとなる。
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qc_xxxの指定なし
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クオリティチェックを行わない。クオリティチェックに関する詳細は「クオリティチェック機能を使用する」を参照してください。
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qc_nulltonull
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演算データにNULL値が存在する場合はNULL値とする。
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qc_nulltobad
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演算データにNULL値が存在する場合は不信頼値(*123など)とする。
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qc_badtonull
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演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合はNULL値とする。
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qc_badtobad
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演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合は不信頼値(*123など)とする。
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[cal:uncertainiszero,qc_nulltonull,qc_nulltobad]のように複数の条件を指定した場合、両条件とも成立した場合は(NULLレコードが存在し、不信頼値も存在した場合)、qc_Xxxtonullが優先されます。
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動的演算のクオリティチェックでは、uncertainzeroパラメータが優先されます。uncertainzeroを指定しなかった場合、例えば上記でqc_nulltobadを設定したとしても、NULL値が存在した場合の計算結果はNULLとなります。
例)演算データにNULL値が存在する場合
定義なし : NULL+123=NULL
uncertainzero : NULL+123=123
uncertainiszero,qc_nulltonull : NULL+123=NULL
uncertainiszero,qc_nulltobad : NULL+123=*123
qc_nulltonull : NULL+123=NULL
qc_nulltobad : NULL+123=NULL
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