<< Click to Display Table of Contents >> マニュアル > サーバ作成ガイド > アクション編 > アクションリファレンス > サマリアクション(ロギング/集計/日報) > アクションの設定 |
サマリアクションの設定
サマリアクションを使用する際には、サマリアクションが生成するヒストリカルデータや集計データなどを格納するための専用のフォルダを用意する必要があります。このフォルダのことを「サマリフォルダ」と呼びます。また、サマリアクションの各種設定は複数の設定ファイル群で構成されています。特に、設定ファイルの一つである「サマリマスタ」はサマリアクションの基本動作を決める重要なファイルです。
サマリアクションの設定画面では、サマリフォルダの場所と、サマリマスタのファイルパスを以下のように指定します。
上画像の例では、サマリフォルダに「server_data\summary」というフォルダ名を指定しています。上画像のように、絶対パスではなくフォルダ名のみで指定した場合、Panel Serverのシステム設定のルートフォルダで定義されているフォルダを起点フォルダとして参照します。この例のように、サマリフォルダに「server_data\summary」と指定した場合、履歴データは「(Panel Serverのルートフォルダ)\server_data\summary\DB\RAW」フォルダ内に保存されます。
また、サマリマスタなどのサマリアクションの設定ファイル群の格納場所をサマリフォルダ内としてもかまいませんが、設定ファイルを格納するフォルダは、バックアップ時などの管理がしやすい点から、サマリフォルダとは別のフォルダを用意することを推奨します。ここでは、「server\summary」を設定ファイルの格納場所とし、サマリマスタのファイルを「master.txt」としています。
尚、各種設定を行う上で様々なファイルのパスを設定する場面では、ファイルのパスは前述で設定したサマリフォルダを基点とした相対パスで指定します。例えば、サマリマスタの定義で履歴データの保存先のパスを指定する場合は、「CsvFileName=DB\RAW\SMR_RAW_.csv」などと指定します。また、設定ファイルの保存場所を別のフォルダに分けた場合、サマリマスタの内でタグフィールドマスタのファイル名を定義する箇所では、「TagFieldMaster=..\..\server\summary\fieldmaster_tag.csv」などと指定します(※サマリフォルダの直下に設定ファイルを格納する場合は、「TagFieldMaster=fieldmaster_tag.csv」などと指定してください)。
サマリアクションは複数のアクションを並列して動作させることもできます。もし、複数のサマリアクションを並列して動作させる場合は、サマリフォルダはそれぞれ異なるフォルダを指定して下さい。また、サマリフォルダはサマリアクション専用のフォルダとして用意し、サマリアクションに関係のないファイルは入れないように注意して下さい。 |
「詳細設定」タブでは、アクションの実行前などのタイミングでスクリプト(SC1)を実行したり、アクションの処理実行タイミングの調整(実行待ち時間の設定)を指定したりする事ができます。各アクションの詳細設定については「アクションの詳細設定タブの設定」を参照してください。 |