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サマリアクションのインデックスファイルについて
インデックスファイルは、サマリアクションが自動的に作成するファイルです。
インデックスファイルは、タグフィールドや計算フィールドの定義情報に対して、実際のデータがどのCSVファイル(あるいはODBCデータベースのテーブル)の何列目に保存されているのかを特定するための索引情報です。これらの情報はサマリアクションが内部的に使用します。インデックスファイルを利用することにより、運用開始後(ヒストリカルデータや集計データが生成された以降)であっても、タグフィールドマスタや計算フィールドマスタでフィールドの追加、挿入、削除が行われても整合性を維持することができます。例えばフィールドマスタからフィールドの削除が行われた場合、その後サマリアクションは削除されたフィールドの列に対して空値として保存します(列の削除前に保存されたログデータはそのまま残されます)。
尚、インデックスファイルのパスはサマリマスターファイルのTagFieldIndex及びCalculationFieldIndexプロパティで設定します。それらのプロパティを省略するとインデックスファイルは作成されません。運用開始後に列の追加・削除などの変更が行われる可能性を考慮し、インデックスファイルが生成される設定としておく事を推奨します。
ODBCデータベースですべてのデータを初期化したい場合は、データを保存しているテーブルを削除するとともにインデックスファイルを削除し、再度オンライン実行することでテーブルおよびインデックスファイルがタグフィールドマスタの順序どおりに再生成されます(CSVファイルの場合でも同様です)。インデックスファイルを削除する場合は必ずデータもセットで削除するようにして下さい(※インデックスファイルのみを削除した場合、それまでに保存されていたデータとの整合性が維持されなくなる可能性があります)。 |
運用開始後にタグフィールドマスタ、計算フィールドマスタを修正した場合、修正内容を適用するためには、Panel Serverをいったんオフラインにして、再びオンラインにする必要があります。
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