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概要
本章では、サマリアクションの4大機能の1つである、「レポート機能」について説明します。
レポート機能とは、集計レポート(日報、月報、年報の集計レポート)を作成するための機能であり、サマリアクション(Panel Server)と、サマリレポートグリットコントロール(Panel Browser)によって提供されます。
●Panel Serverの役割
Panel Serverは、サマリアクションによってロギングされたヒストリカルデータ(生データ)をもとに、自動的に集計処理を用い、日報、月報、年報用の集計データを生成します。又、必要に応じて、日報、月報、年報の集計タイミングでレポートを自動印刷したり、CSVファイルやExcelファイルとしてレポートデータを自動出力(サブレポート機能)することができます。
尚、Panel Serverのその他のアクション(メール送信アクションやFTP送信アクションなど)と組み合わせることによって、サブレポート機能によって自動生成されたCSVファイルやExcelファイルを配信することもできます。
●Panel Browserの役割
サマリレポートグリッドコントロールを介してPanel Serverのサマリアクションに接続し、レポートの閲覧、修正、印刷を行うことができます。
画面ライブラリの「日報」(レポート画面)は、「サマリレポートグリットコントロール」を用いて構築されています。画面ライブラリを利用することで、サマリのレポート画面をそのまま使用することができます。本機能を利用する際は、画面ライブラリの利用を検討ください。 |
日報、月報、年報の集計処理および、レイアウトマスタによるレポート生成機能のセットのことを、総じて「レポート機能」と称します。日報、月報、年報を作成するために行われる日集計、月集計、年集計の集計処理は、「集計機能」に記述されているものと同じ機能です。 |
レイアウトマスタファイルについて
日報、月報、年報の印刷レイアウトの設計は、「レイアウトマスタ」を定義することによって行います。レイアウトマスタはMicrosoft ExcelのExcelファイルそのものであり、Excelによって作成する必要があります。レイアウトマスタは、用紙サイズ、列数、文字書式、罫線などを必要に応じて好みのレイアウトに変更することが可能です。
レイアウトマスタに関する詳細は、「レイアウトマスタ」を参照して下さい。
(レイアウトマスタのイメージ)