カスタムプロパティ

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カスタムプロパティ

トレンドグラフのカスタムプロパティ

本画面ライブラリのカスタムプロパティは以下のとおりです。

 

基本

転送サーバ名

_FileServerName

default:指定無し

 

ペン設定をサーバ側で共有するには、Panelインターフェースの公開フォルダを使用する方法と、ファイルサーバアクションを介してファイルを共有する方法の2つの方法があります。尚、ペン設定をサーバ側で共有しない場合(「_PenFilePosition」プロパティが「CLIENT」の場合)は、本設定は必要ありません。

 

■Panelインターフェースの公開フォルダを利用する場合

 

Panelインターフェースの公開フォルダを利用して設定情報をサーバ側で共有したい場合は、本プロパティの指定をブランクとし、「_PenFilePosition」プロパティを「SERVER」としてください。この設定により、Panelインターフェースの公開フォルダ名「server_data_cnf」として定義されているフォルダ内に、必要なサブフォルダが自動的に生成されて設定情報が保存されます。もし、公開フォルダが作成されていない場合は、以下を参考にPanel ServerのPanelインターフェースの設定画面から「server_data_cnf」という公開フォルダを作成してください。公開フォルダの登録方法については、「Panelインターフェースの基本」を参照してください。

 

(Panelインターフェースの公開フォルダ設定:server_data_cnf)

publicfolder001

 

公開フォルダを有効にする:チェックを入れる

公開フォルダ名:server_data_cnf

公開フォルダ:server_data\config

ファイルの読み込みのみ許可:チェックを外す

 

■ファイルサーバーアクションを利用する場合

 

一方、ファイルサーバーアクションを利用して設定情報をサーバ側で共有したい場合は、本プロパティに接続先のアクション名を指定し、「_PenFilePosition」プロパティを「SERVER」とてください。これにより、ファイルサーバアクションの対象フォルダ内の「_PenFile」で指定したファイル名のペンファイルに設定情報が保存されます。

 


ログタイプ

_LogType

default:RAW;DAY;MONTH;YEAR

 

ペンの情報を設定するためのデータソース選択で使用される、絞込条件のログタイプを定義します。ただし、この条件を指定できるのはサマリアクションからデータソース選択する場合に限ります。サマリアクションで集計の種類を追加した際に、この情報を追加することで、絞り込み条件を増やすことが出来ます。データとデータの間は「;」(半角セミコロン)で区切って設定します。

 

form_trend_013

 


設定を保持する

_IsSaveDisp

default:True

 

画面の状態を保持するかどうかを指定します。

 


設定ボタンの表示

_IsConfig

default:True

 

設定ボタンの表示非表示を指定します。

 


ペンファイル

保存位置

_PenFilePosition

default:SERVER

 

ペンの情報ファイルの保持方法(CLIENT/SERVER)を設定します。

 

説明

CLIENT

ペン情報ファイルをPanel Browserが実行されているパソコン上に保存します。CLIENT設定にすると、複数のPanel Browserで別々のペン情報を管理できます。

SERVER

ペン情報ファイルをPanel Serverが実行されているパソコン上に保存します。SERVER設定にすると、複数のPanel Browserで共通のペン情報を管理できます。

 


ペンファイル

ローカルパス

_PenLocalPath

default:config

 

ペンの情報ファイルを保持するフォルダを設定します。「_PenFilePosition」プロパティが「CLIENT」の場合、相対パス(clientフォルダからの相対)を指定して下さい。「_PenFilePosition」プロパティが「SERVER」の場合は本設定は特に利用されません。

 


ペンファイル

ファイル名

_PenFile

default:trend_peninfo.txt

 

ペンの情報ファイルのファイル名を設定します。

 


出力ファイル

出力フォルダ

_OutFilePath

default:output

 

出力ファイル(CSV出力)のデフォルトフォルダを設定します。

 


出力ファイル

ファイル名

_OutFileName

default:trend

 

出力ファイル(CSV出力)のデフォルトファイル名の先頭に付与される文字列です。本文字列に続き「_日時.csv」がデフォルトファイル名となります。

 


出力ファイル

出力タイプ

_OutFileType

default:TITLE

 

出力ファイル(CSV出力)のヘッダ行に何を出力するかを指定します。

 

説明

TITLE

ペンのタイトルを出力

ADDRESS

ペンのデータソースアドレスを出力。

 

グラフ設定

背景色

_GraphBackColor

default:@DarkBackColor

 

グラフ部分の背景色を設定します。「無色を選択」を選択(プロパティを空)した場合は、背景が透明になります。「_GraphBackFile」で背景画像を設定する場合は、本プロパティを「無色を選択」とします。

 


軸線色

_GraphGridLineColor

default:@ChartLineColor

 

グラフ部分の枠色を指定します。

 


文字色

_GraphTextColor

 

default:@ChartTextColor

 

グラフ部分のテキスト色を指定します。

 


表示線幅

_GraphLineSize

default:-1

 

グラフのペンの描画ラインのサイズを指定します。-1を指定した場合、ペン設定のサイズで指定するペン幅が有効となります。

 


背景画像

_GraphBackFile

default:指定なし

 

グラフ部分の背景画像を設定します。絶対パスか相対パスで指定します。背景画像を有効にする為には、「_GraphBackColor」を「無色を選択」とします。

 


背景透明度

_GraphBackFileAlpha

default:1

 

「_GraphBackFile」で指定した画像ファイルの透過具合を指定します。「0-1」の間で透過割合を指定し、0が透明、0.5が半透明、1が透過無しとなります。

 

ペングリッド設定

ヘッダー

背景色

_PenGridHeaderBackColor

default:@GridHeaderColor

 

ペン情報一覧のグリッドヘッダ部の背景色を指定します。

 


ヘッダー

文字色

_PenGridHeaderTextColor

default:@TextColor

 

ペン情報一覧のグリッドヘッダ部の文字色を指定します。

 


グリッド

背景色

_PenGridBackColor

default:@DarkBackColor

 

ペン情報一覧のグリッド部の背景色を指定します。

 


グリッド

文字色

_PenGridTextColor

default:#FFFFFF

 

ペン情報一覧のグリッド部の文字色を指定します。

 


グリッド

ライン色

_PenGridLineColor

default:@BorderColor

 

ペン情報一覧のグリッド部の枠色を指定します。

 


グリッド

選択色

_PenGridSelectColor

default:@DarkSelectColor

 

ペン情報一覧のグリッド部の選択色を指定します。

 


表示行数

 

_PenGridRows

default:8

 

ペン情報一覧のグリッド部の表示行数を指定します。

 


ペングリッドを表示する

_IsGridDisplay

default:True

 

ペン情報一覧のグリッド部を表示するかを指定します。

 


ペングリッドの列幅

_PenGridColWidth

default:50,50,0,60,60,60,60,60,60,60,60,60

 

ペンリストの列の幅を、左側から順番にピクセル単位でカンマ区切りで指定します。空文字を指定すると上記のデフォルト値の幅で表示されます。

 

期間設定

有効・無効

_ChangeSpanMode

default:False

 

ヒストリカルトレンド表示時、グラフ内の表示期間が変更された場合に期間応じて別のデータソースに自動的に切り替えることができます。本プロパティをTrueに設定することで自動切り替えが有効となります。

 

自動切り替え処理は関連プロパティである「_ChangeSpan」「_ChangeSpanDataName」の設定に従って行われます。

例えば、表示期間が1日以上に設定されるとデータソースRAWからDAYを参照するなどの設定を行うことで、長期間の表示時には間引いたデータ(日報集計データ)を表示したり、異なる周期でロギングしている履歴データを参照させるように切りかえることができます。この設定を有効にすることにより、長期間のデータを表示する場合の画面表示負荷を軽減することができます。

 

尚、リアルタイムトレンドの表示時は、本プロパティの設定は無効となります。

 


スパン設定

_ChangeSpan

default:86400;2592000;31536000

 

「_ChangeSpanMode」がTrueの時、データソースを切り替えるスパンの期間を設定します。設定は秒単位で行い、「;」(半角セミコロン)で期間を区切って設定します。デフォルトの動作では、1日以上、30日以上、365日以上のスパンとした場合に、「_ChangeSpanDataName」で設定されたデータソースに接続を自動的に切り替えます。

 


データ設定

_ChangeSpanDataName

default:.RAW::/.DAY::/.MONTH::/.YEAR::;LOG.SEC./LOG.DAY./LOG.MONTH./LOG.YEAR.

 

「_ChangeSpanMode」がTrueの場合に自動で切り替えるデータソース文字列を設定します。本プロパティの設定では、「_ChangeSpan」で指定した期間区切りにより切り替える接続先の情報を、置換元、置換先の文字列で列挙して指定します。

 

指定方法としては、データソースの文字列のうち置換元としたい文字列部分(例えば「.RAW::」)の後に、「_ChangeSpan」で指定した期間区切り数+1のときに置き換えたい置換後の文字列(例えば「.DAY::」)を、「/」(半角スラッシュ)区切りで列挙して設定します。また、接続先のサーバアクションのデータソースが複数ある場合は(例えばサマリアクションとロガーアクションが混在している場合など)、それぞれの組み合わせを「;」(半角セミコロン)で区切って記述します。

 

設定例)

本プロパティの設定に、

「.RAW::/.DAY::/.MONTH::/.YEAR::;LOG.SEC./LOG.DAY./LOG.MONTH./LOG.YEAR.」

と設定されており、

「_ChangeSpanMode」が「T」かつ、

「_ChangeSpan」が「86400;2592000;31536000」と設定されている場合、グラフ表示中に表示期間(スパン)を操作すると以下のような動作となります。

 

■ペンデータソースが「A01.RAW::T000」の場合

 

スパン設定

動作

スパンが1日未満

「A01.RAW::T000」

スパンが1日以上かつ30日未満

「A01.DAY::T000」に自動切替

スパンが30日以上かつ365日未満

「A01.MONTH::T000」に自動切替

スパンが365日以上

「A01.YEAR::T000」に自動切替

 

■ペンデータソースが「LOG.SEC.T001」の場合

スパン設定

動作

スパンが1日未満

「LOG.SEC.T001」

スパンが1日以上かつ30日未満

「LOG.DAY.T001」に自動切換

スパンが30日以上かつ365日未満

「LOG.MONTH.T001」に自動切替

スパンが365日以上

「LOG.YEAR.T001」に自動切替

 

表示データ設定

最大データ数

_HDSDataMax

グラフ表示のために一度に取得するデータ件数の上限です。

指定されたスパンに対して対象データが大量に存在したとき、最大データ数を制限することによって、画面表示が一時的に止まってしまうことを防ぎます。

本プロパティに関する詳細については、ヒストリカルトレンドグラフコントロールの「RealtimeUpdateMode」「HistoricalUpdateMode」及び「UpdateCounterMax」プロパティについても参照してください。

 


力率の最大最小値の計算方法

_PowerfactorMaxMinType

default:TYPE1

 

力率データを表示する場合の、力率の最大値と最小値の計算方法を選択します。

 

説明

TYPE1

最小値:マイナス方向の-0.5に近い力率 / 最大値:プラス方向の0.5に近い力率(デフォルト)

TYPE2

最小値:絶対値が1(100%)に一番遠い力率 / 最大値:絶対値が1(100%)に一番近い力率

 

表示設定

初期値

X軸(秒)

_DefaultTimeSpan

default:0

 

ペングループ追加時にデフォルトで設定される表示期間[秒]を指定します。
0に設定した場合、グループを切り替えた際に表示期間を切り替えずに、前に表示していた表示期間のまま表示します。

 


初期値

初期サイズ

_DefaultSize

default:1

 

ペン追加時のペンサイズの初期値。

 


初期値

小数点桁数

_DefaultDecimal

default:0

 

ペン追加時の小数点の初期値。

 


グラフ表示

カーソル色

_GraphProbeColor

default:#FF0000

 

グラフのカーソル(プローブ)の色を指定します。

 


グラフ表示

OFFバー色

_GraphOffBarColor

default:#FFFFFF

 

ペン設定のプロットタイプで「カラーバー」が設定されているペンのOFFの色を指定します。

 


グラフ表示

画面表示時にリアルタイム更新

_IsRealTime

default:True

 

Trueの場合、画面表示時にリアルタイム更新を開始します。

 


グラフ表示

更新周期

_UpdateInterval

default:1000ms

 

リアルタイム更新時に、画面表示の更新周期を指定します。

 


グラフ表示

ミリ秒を表示

 

_IsMilliSecond

default:False

 

グラフにミリ秒を表示する。

 

多国語化設定

日時書式名

_DeteTimeFormat

default:@DATETIME

 

日付の表示書式。日時書式についてはAppendixの「日時書式」を参照してください。

 


CSV書式名

_DateTimeFormatCsv

default:@DATETIME

 

CSV出力時の日付の表示書式。

 


数値書式名

_NumberFormat

default:@NUMBER.S

 

数値の表示書式。数値書式についてはAppendixの「数値書式」を参照してください。

 

その他

関連情報パラメータ

 

_SystemRelatedConf

関連情報で使用するためのパラメータです。本パラメータは変更しないでください。