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数値表示
数値表示は、タグから受け取った数値を表示するための部品です。 |
表示対象とするタグを入力タグ(_TagIn)に指定します。小数点桁数などのほか、区切り文字の表示の有無等、任意の数値書式フォーマットの指定が可能です。
入力タグとは別に、フォルト識別タグ(_TagFault)にフォルト識別用のタグを指定することにより、下位側から受け取った機器異常などの信号をもとにフォルト表示とすることもできます。
カスタムプロパティ
タグ設定 |
入力タグ |
_TagIn |
入力タグのタグパスを指定します。 |
フォルト識別タグ |
_TagFault |
フォルト識別タグのタグパスを指定します。 |
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表示設定 |
数値書式 |
_Format |
数値書式フォーマットを指定します。 |
小数点位置 |
_DecimalPlace |
小数点桁数を整数で指定します。 |
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キャプション |
_Caption |
キャプションを指定します。 |
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単位 |
_Unit |
単位を指定します。 |
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値テキスト色 |
_ValueTextColor |
値の表示文字色を指定します。 |
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値背景色 |
_ValueFillColor |
値の背景色を指定します。 |
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キャプション色 |
_CaptionColor |
キャプションの色を指定します。 |
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単位色 |
_UnitColor |
単位の色を指定します。 |
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背景パネル |
_BackPanelColor |
背景パネルの色を指定します。 |
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その他 |
表示値 |
_Value |
本プロパティに対してスクリプトから表示値を直接代入することができます。 |
使用例
1) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグなし
入力タグで指定したタグの値を数値表示します。
カスタムプロパティで定義された数値書式、小数点位置に従って数値が表示されます。 |
入力タグの品質フラグがBADの時、フォルト表示となります。
部品に黄色枠が表示され、点滅表示となります。 |
数値書式には様々な書式が用意されています(例:"@de"・・ドイツ、"@ja"・・日本など)。また、数値書式をカスタマイズすることで、フォルト状態時の表示文字列(***など)を自由に変更する事ができます。数値書式の概要は、 数値書式 を参照してください。
尚、品質フラグがBADの時(QualityBad)の文字列を以下のように変更したい場合は、数値書式(ユーザー書式)を参照してください。 例)品質フラグがBADの時の文字列を、別の文字列で表示したい場合 例)品質フラグがBADの時の文字列を、通信成功時の最終値で表示したい場合
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2) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグあり
フォルト識別タグを指定すると、機器のフォルト状態をタグ経由で受け取ることができます。例えば、機器の計測値とは別に故障状態(センサー異常など)を下位側から信号として受け取ることができる場合などに、当該信号のタグパスをフォルト識別タグに指定する事によって、入力タグの品質フラグの状態とあわせてフォルト表示を行うことが可能です。
フォルト識別タグがFalseのときは、入力タグで受け取った値を通常どおり表示します。
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フォルト識別タグがTrueの時、又は入力タグの品質フラグがBADの場合にフォルト表示となります。
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3) 数値書式の変更
数値書式を変更することで、さまざまな数値フォーマットで表示することができます。
この例では数値書式に”@de”(ドイツ)を指定しています。
※ドイツ書式では小数点がピリオドではなく、カンマで表示されます。 |
4) スクリプトによる値の代入
入力タグを指定せず、スクリプトから任意の数値を代入して表示することができます。
スクリプトから直接値を代入する場合、「_Value」プロパティに対して行います。
スクリプトから値を直接代入する場合は、フォルト識別タグは使用できません。 スクリプトに関する詳細は「スクリプト」を参照してください。 |
5) その他のカスタマイズ例
以下のようなカスタマイズを行うことができます。
左記例では、バインドを設定することによって、数値が50を超えた場合を赤色表示としています。
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バインドに関する詳細は「バインド」を参照してください。 |