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エネルギー管理のグラフ表示には、「グラフ種別」「表示方法」及び「表示モード」という考え方があります。これらの各オプションを組み合わせることにより、様々なグラフを表示することができます。
まず、グラフ種別とは、表示可能なグラフの種類です。グラフの種別としては、「使用量グラフ」「エネルギー換算グラフ」「原油換算グラフ」「CO2換算グラフ」そして「ランキンググラフ」が用意されています。
そして、表示方法には、「集合縦棒」「積層縦棒」「100%積層」「円」「発電・消費量」が用意されており、上記の各グラフ種別に対して、画面から自由に切り替えて表示を行うことができます。
さらに、表示モードとして、「比較表示」「比較内訳表示」「複数点比較表示」「累計表示」が用意されています。
以下に、各グラフ種別と表示方法、表示モードについて説明します。
まず、エネルギー管理グラフの大きな分類として「グラフ種別」があります。グラフ種別には、「使用量グラフ」「エネルギー換算グラフ」「原油換算グラフ」「CO2換算グラフ」そして「ランキンググラフ」が用意されています。
グラフ種別の切り替えは、設定メニューから行うことができます。
グラフ種別 |
説明 |
画面イメージ |
使用量グラフ |
電力やガスなどの使用量をグラフに表示します。 |
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エネルギー換算グラフ |
各種使用量を熱量(J(ジュール))に換算してグラフ表示します。 |
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CO2換算グラフ |
各種使用量をCO2に換算してグラフ表示します。 |
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原油換算グラフ |
エネルギー換算したデータをさらに原油に換算してグラフ表示します。 |
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ランキンググラフ |
使用量をグラフグループの単位でランキング形式で表示します。 |
グラフの表示方法には、「集合縦棒」「積層縦棒」「100%積層」「円」「発電・消費量」が用意されています。グラフ種別の内、「ランキンググラフ」は「集合縦棒」のみに対応しています。その他のグラフ種別では各表示方法を指定してグラフの表示を切り替えることができます。
表示方法の切り替えは、設定メニューから行うことができます。
グラフの表示方法 |
説明 |
画面イメージ |
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集合縦棒 |
グループ設定に基づいた集計単位毎の各合計を求め、同じ表示時間単位で複数の棒グラフを束ねて表示します。
例えば、日報の場合、横軸の1時間毎の目盛の中に、集計単位毎の各合計を束ねた棒グラブの集合としてまとめて表示します。
右は、使用量グラフを集合縦棒で表示した例です。
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積層縦棒 |
上記の棒グラフの集合を1本の積層棒グラフとして表示します。
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100%積層 |
積層縦棒グラフを、縦幅を100%に換算して表示します。
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円 |
グループ設定に基づいた集計単位毎に表示期間の小計を求め、合計を100%とした円グラフで表示します。
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発電・消費量
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あらかじめ発電量(創エネルギー)として登録されたデータをマイナス値として表示することができます。
本表示方法は、グラフ種別が使用量グラフの場合かつ、表示モードが比較内訳表示モード、複数点比較表示モード、表示モード指定無し(通常表示)のいずれかの場合のみ選択することができます。
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発電・消費量表示では、画面の上部に「消費量 - 発電量」というチェックボックスが表示されます。
上記のチェックを入れると、消費量の合計から発電量(創エネルギー)の合計を差し引いた値でグラフが表示されます。
(「消費量 - 発電量」をONにした例)
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グラフの表示モードには、「比較表示」「比較内訳表示」「複数点比較表示」「累計表示」が用意されています。累計表示モードは、他の表示モード(比較表示、比較内訳表示、複数点比較表示)と同時に指定することができます。
表示モードの切り替えは設定メニューから行います。以下は、表示モードが何も選択されていない状態です(表示モード指定なし)。
現在選択中の表示モードには、以下のようにチェックマークが表示されます。メニューの項目をクリックする都度、選択、解除の状態が切り替わります。
表示モード |
説明 |
画面イメージ |
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比較表示 |
比較表示モードは、使用量グラフ、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフにおいて、画面から選択された最大3系列の時系列に基づき、選択されたグラフグループ及びポイントグループに含まれる各計量データの合計値を並べて比較表示するモードです。
比較表示モードで指定可能な表示方法として、「集合縦棒」「積層縦棒」「100%積層」「円」から選択することができます。
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以下は、使用量グラフの表示方法を「集合縦棒」とし、比較表示モードで表示した例です。
以下は、使用量グラフの表示方法を「積層縦棒」とし、比較表示モードで表示した例です。時系列毎の合計値を積層棒グラフで表示します。
以下は、使用量グラフの表示方法を「100%積層」とし、比較表示モードで表示した例です。時系列毎の合計値を100%積層棒グラフで表示します。
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比較内訳表示 |
比較内訳表示モードは、使用量グラフ、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフにおいて、画面から選択された最大3系列の時系列に基づき、選択されたグラフグループに含まれるポイントグループ毎の計量データの集計結果(又は、ポイントグループが選択されている場合は、選択されたポイントグループに含まれる個々の計量データ毎の集計結果)の内訳を、積層グラフで並べて表示します。
比較内訳表示モードで指定可能な表示方法として、使用量グラフの場合は「積層縦棒」「100%積層」「発電・消費量」のいずれかを、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフの場合は「積層縦棒」「100%積層」のいずれかを選択することができます。
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以下は、使用量グラフの比較内訳表示モードで、表示方法を「積層縦棒」とした例です。選択されたグラフグループの内訳を積層で表示します。
以下は、使用量グラフの比較内訳表示モードで、表示方法を「発電・消費量」とした例です。選択されたグラフグループの内訳のうち、発電量(創エネルギー)をマイナス方向で表示します。
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複数点比較表示 |
複数点比較表示モードは、使用量グラフ、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフにおいて、画面から選択された最大3系列のグラフグループ毎の計量データの集計結果(又は、ポイントグループが選択されている場合は、選択されたポイントグループに含まれる個々の計量データ毎の集計結果)を、積層グラフで並べて表示します。
複数点比較表示モードで指定可能な表示方法としては、使用量グラフの場合は「積層縦棒」「100%積層」「発電・消費量」のいずれかを、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフの場合は「積層縦棒」「100%積層」のいずれかを選択することができます。
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以下は、使用量グラフの複数点比較表示モードで、表示方法を「積層縦棒」とした例です。
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累計表示 |
累計表示モードは、使用量グラフ、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフにおいて、画面から指定された日付に該当する表示期間の使用量を累計して棒グラフとして表示します。
累計表示モードで選択可能な表示方法としては、使用量グラフの場合は「集合縦棒」「積層縦棒」「発電・消費量」のいずれかを、エネルギー換算グラフ、原油換算グラフ、CO2換算グラフの場合は「集合縦棒」「積層縦棒」のいずれかを選択することができます。
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以下は、使用量グラフの累計表示モードで、表示方法を「集合縦棒」とした例です。
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グラフ種別が「ランキンググラフ」の場合は、いずれの表示モードも指定できません。 |