導入レベル2)詳細な稼働監視

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > 主要機能の構築 > 稼働監視 > 稼働監視の実践 >

導入レベル2)詳細な稼働監視

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

尚、上記のサンプルには、以下のサンプルデータが含まれています。

 

サンプルデータ:

2017年1月

2018年1月

2019年1月

 

 

概要

ここでは「導入レベル2」として、詳細な稼働監視システムの構築例を紹介します。

 

■本構築例の説明

 

設備の運転、停止のほか、故障の発生を信号として取り込みます。また、故障や停止による作業員からの「呼出し」および、管理者による「処置中」の状態も信号として取り込みを行います。

稼働状況モニタ画面(アンドン表示)による運転状況のモニタリングのほか、稼働時間の集計、稼働率の算出のほか、異常時間、故障回数、呼出し回数の表示を行うことができます。

 

■想定するニーズ

 

対象設備から「運転中」「停止中」「故障」の信号を取り込み、詳細な稼働状況の監視を行いたい。

機側側に「呼出し」「処置中」の押しボタンを用意して信号として取り込むことで、呼び出しアンドンとしての機能を実現したい。

収集した稼働状況をもとに、「稼働時間」「停止時間」「異常時間」「稼働率」「故障回数」「呼出回数」を把握し、分析したい。

生産目標、生産実績の管理までは行わない。

 

 

作業手順の要約

下表のリンクをクリックすると、各手順の詳細ページにジャンプします。

 

作業

内容

備考

稼働監視の設計

 

稼働監視を行う対象設備の要件を整理します。

対象設備から取り込む信号を整理し、タグの設計を行います。


プロジェクトの構築とタグ登録

 

標準フレームワークのウィザード機能を使用して、稼働監視を含むプロジェクトを新規に作成します。

標準プロジェクトに対して、対象設備から信号を取り込むためのユニット、タグを定義します。

ウィザード機能による標準プロジェクトの新規作成、Panel Serverへのタグ登録

稼働監視の設定登録

 

稼働監視の設定登録画面から、稼働監視のための設定登録作業を行います。

設備登録、稼働状態の収集設定、稼働状況モニタ設定