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概要
配列タグを利用したサンプルプログラムです。配列タグを用いると、大量のデータを1つのタグにまとめて通信することができます。
タグを配列タグとして設定を行うと、連続したエリアをまとめて扱うことができます。例えば、PLC のアドレス「D00001」の数値タグで、配列数を1000 と指定した場合、「D00001」から「D01000」までの1000 個の配列として扱えます
サンプルのダウンロード
このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。
サンプルは以下からダウンロードすることができます。
なお、サンプル及び詳細の説明は、VB.NET2010で行います。
配列タグの詳細については「タグの配列」を参照して下さい |
IPLinkクライアントではReadVal/WriteVal などで配列を扱うこともできます。 |
プラグラムの要点
プログラムの要点について説明します。
▪タグの登録
AddTagメソッドでタグの登録を行います。このサンプルではタグを配列化しており、1つのタグとして扱うことができるため、AddTagを行う対象も1つのタグのみになり、複数タグに対してのAddTagを行う必要はありません。
AxIPLink1.AddTag("U01.F01.T01", False)
▪データ取得
このサンプルではデータ取得をReadValメソッドで行っています。配列タグを指定してReadValを行った場合、戻り値Valueは配列のデータとして帰ってきます。
If AxIPLink1.ReadVal("U01.F01.T01", Values, 2) Then For i = 0 To 31 Controls("txtValue" & i).Text = CStr(Values(i)) Next i Else For i = 0 To 31 Controls("txtValue" & i).Text = "Error!" Next i End Ifx
ReadValでの戻り値Valuesは必ずオブジェクト型配列で宣言して下さい。これは、書き込む値に複数の異なる型を混在させて処理させるようにする為です(ブール型、数値型、文字列型、ブール配列型、数値配列型、文字列配列型など)。 |