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クライアント実行時のシステムファイルへのパス参照問題と対策
クライアントの実行方法のうち、「ダイレクトログインによる実行」および「ファイル配布形式での実行」以外の方法でPanel Browserを実行する場合、一部の機能において、本パッケージに含まれるシステムファイルへのパス参照が行えず、正しく動作しない場合があります。この問題は、本頁で示す対策を行うことで回避することができます。
下表は、対象となるシステムファイルと機能です。各システムファイルは、本パッケージのインストールフォルダに格納されています。
対象システムファイル |
対象機能 |
備考 |
printimage.exe |
標準フレームワークの画面印字機能 各画面ライブラリの画面印字機能 右記に示す印刷系メソッド |
ルートメソッド:
フォームメソッド:
ビューコントロールメソッド:
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video.exe |
ビデオプレイヤー機能 ビデオレコーダー機能 その他、動画再生を利用する各機能
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標準コントロール:
部品ライブラリ:
画面ライブラリ: •分割表示画面ライブラリ(カメラ表示時) •ガイダンス画面ライブラリ(動画再生時)
標準フレームワーク: •分割表示機能(カメラ表示時) •ガイダンス機能(動画再生時) •関連情報機能(動画再生時)
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下表は、対象となるクライアントの実行方法と対策です。上記に該当する機能を利用する場合、下表を参照して対策を行ってください。
クライアントの実行方法 |
対策 |
Panel Browserを組み込みExeとして実行する場合
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Panel Browserをコンパイルした組み込みExeとして実行する場合は、上記の対象となるシステムファイルを、実行ファイルを配置するフォルダ内にコピーしてください。
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Panel BrowserをIEに組み込んで実行する場合
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Panel BrowserをIEに組み込んで実行する場合は、各クライアントPCに対して、上記の対象となるシステムファイルを、Windowsのシステムフォルダなどのパスが通ったフォルダにコピーしてください。尚、セットアップ機能を用いてCABファイルを生成する場合は、「printimage.exe」ファイルについては自動的にダウンロードが行われるため、個別にコピーする必要はありません。 |
Panel BrowserをVBに組み込んで実行する場合
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Panel BrowserをVBに組み込んで実行する場合は、上記の対象となるシステムファイルを、VBで生成した実行ファイルを配置するフォルダ内にコピーしてください。 |