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Panel Browserの起動時オプション
Panel Browserには起動時にパラメータを指定することができます。これらのパラメータをコマンドラインやショートカットなどから渡して起動することにより、起動時の動作をカスタマイズすることができます。
オプションの指定書式は以下に示すとおりです。
< Panel Browser の実行パス>□<クライアント設定ファイル>□/option1□/option2□.../optionX •□は半角スペースを表します。 •<クライアント設定ファイル>は、起動時に開きたいクライアント設定ファイルのパスを指定します。 •/option1~/optionXは、その他のオプション指定となります。 |
セットアップ処理で設定ファイルの暗号化を行った場合は、クライアント設定ファイルには拡張子「brw」のファイル(client.brwなど)を指定するようにして下さい。 |
「Panel Browser のインストールパス」 及び「サーバ設定ファイルのパス」を指定する際に、パス内に半角スペースが含まれる場合(「Program Files」など)は、パス全体をダブルクォーテーションで囲む必要があります。 |
クライアント設定ファイルのパス名を指定せずに、オプションだけを指定して起動することもできます。例えば、Panel Browserをダイレクトログインで実行する場合に、PC上で同時に起動できるPanel Browserの数を制限したいような場合には、下記の「InstanceMax」オプションを指定して実行するようにしす。 |
/option1~/optionXで指定可能なオプションは以下のとおりです。
オプション |
説明 |
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/InstanceMax:起動する最大数
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同一PCにてPanel Browserを最大何個まで起動可能とするのかを数値で指定。 |
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/InstanceName:起動名
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クライアントPC上で実行させたいクライアント設定ファイルが複数ある場合、起動名を指定すると、起動名毎にInstanceMaxを指定できる。 sample.xml /InstanceMax:1
例)system1.xmlを最大1つ、system2.xmlを最大2つまで起動させたい場合(※ショートカットを2つ作成してください) system1のショートカット ・・・ system1.xml /InstanceMax:1 /InstanceName:system1 system2のショートカット ・・・ system2.xml /InstanceMax:2 /InstanceName:system2
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/Startup: |
スタートアップ画面で使用するxmlファイル名を指定することができます。スタートアップ画面とは、クライアント設定ファイルを指定せずにPanel Browserを起動した際に表示される、ログイン画面です。ログイン画面をカスタマイズしたい場合に独自のクライアント設定ファイルを指定する事ができます。 |
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/StartupMonitor: |
マルチモニターの場合に起動時に表示するモニター番号を整数値で指定します。0はプライマリモニタです。1以上の数値がサブモニタとなります。
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/StartupWaitingTime:待ち時間
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起動時の起動までの待ち時間をミリ秒で指定します。(1秒の場合は1000を指定) |
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/Login:INIファイル名 |
ダイレクトログインに必要なパラメータをINIファイルに定義しておき、ファイル名を指定して渡すことで、ダイレクトログインの振る舞いを指定して実行することができます。 ログインのためのINIファイルの設定方法については「ログインINIについて」を参照してください。
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/Inifile:INIファイル名
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Inifileルートプロパティと同等の設定です。指定すると、Inifileルートプロパティは無視され、オプションで指定したInifileが読み込まれます。 |
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/InifileSection:Section指定
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InifileSectionルートプロパティと同等の設定です。指定すると、InifileSectionルートプロパティは無視され、オプションで指定したInifileSectionが利用されます。 |
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/Show:hide
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画面を表示せずにPanel Browserを起動します。バックグラウンドで処理を行わせたいようなアプリケーションを作成する場合などに指定します。 |