<< Click to Display Table of Contents >> マニュアル > 監視システム構築ガイド > 主要機能の構築 > 日報(レポート) > 日報機能の構築 > クオリティチェック機能を使用する > 演算のクオリティチェック > 動的演算のクオリティチェック |
動的演算のクオリティチェックの設定
動的演算のクオリティチェックの設定は、日報画面のデータソース選択ダイアログから行うことができます。
以下に、動的演算のクオリティチェックの設定方法について説明します。
まず、日報画面のポイント登録から、データソース選択ダイアログを表示します。
|
データソースのオプションで「式指定」を選択し、演算式を定義します。
不定値を0とみなして演算したい場合は、以下のチェックを入れます。
|
クオリティチェックの設定を行うには、左記の選択ボタンをクリックします。
|
すると、左記の設定ダイアログが表示されます。設定ダイアログから、目的の設定を選択します。
設定が完了したら、OKボタンをクリックしてください。
|
各設定に対するクオリティチェック内容は以下のとおりです。尚、データソース選択画面で「不定値を0とみなし計算する」のチェックを入れなかった場合は、以下の設定内容に関係なく、演算データに空値(NULL値)が存在した場合の計算結果は、空値(NULL値)となります。
設定項目 |
内容 |
||
クオリティチェックはデフォルトに従う |
サマリマスタの共通プロパティセクションのActiveExpressionQualityCheckTypeパラメータで定義されたデフォルト設定に従います。サマリマスタの設定に関しては「共通プロパティセクション」を参照してください。 |
||
クオリティチェックを行わない
|
この演算ではクオリティチェックを行いません。 |
||
クオリティチェックを行う |
演算データに空値が存在する場合 |
そのまま演算する
|
データソース選択画面で「不定値を0とみなし計算する」のチェックが入っている場合、不定値を0として演算します。 |
結果を空値とする
|
演算データにNULL値が存在する場合はNULL値とします。 |
||
結果を不信頼値(*123など)とする
|
演算データにNULL値が存在する場合は不信頼値(*123など)とします。 |
||
演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合 |
そのまま演算する
|
不信頼値をもとにそのまま演算します。 |
|
結果を空値とする
|
演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合はNULL値とします。 |
||
結果を不信頼値(*123など)とする
|
演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合は不信頼値(*123など)とします。 |
ポイント登録時の演算式指定では、内部的にはサマリレポートグリッドコントロールのAddFieldメソッドでフィールドを追加する際に、計算式を付与して指定することによって実現されています。詳細について知りたい場合は、サマリレポートグリッドコントロールのAddFieldメソッドの記述を参照してください。 |