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基本システム構築手順
基本システム構築の作業項目と内容は以下のとおりです。
以下の手順の順序(1-1から1-9)は、基本的に上から順番に実施します。
尚、以下の作業手順は、フレームライブラリのDCSサンプルを選択してプロジェクトのスケルトンが作成されている状態を前提としています。DCSサンプルを用いたプロジェクトの作成方法については、トレーニングコンテンツの「DCSサンプルの実行(オムロン編)」または「DCSサンプルの実行(三菱電機編)」を参照してください。
作業項目 |
設定作業 |
概要 |
システム上に構築する監視対象情報を、タグコード(制御コード)の単位で整備を行い、「ポイントリスト」にまとめます。
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●接続対象PLC毎に、ポイントリスト編集用のフォーマットが用意されています(Excelで作成された専用フォーマットです)。 ●このフォーマットが、そのままエンジニアリングツールの入力データとなります。構造化タグのクラス種別毎(PID、PR、SO、などの種別毎)に専用のシートが用意されているので、各シートに必要事項を入力します。 |
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PLCと通信を行うための「実タグ」を登録します。 |
●ポイントリストの入力内容に基づき、エンジニアリングツールから実タグ元データのCSVを生成します。 ●対応PLC機種毎に、ポイントリストとは別に、実タグ編集用シート(Excel)が用意されています。編集用シートに、実タグ元データのCSVを手動でコピーして貼り付け、シートを編集して実タグ投入用CSVファイルを作成します。 ●Panel Serverから実タグ投入用CSVファイルを取り込みます。 |
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エンジニアリングツールのマスタ作成処理を実行し、主要設定ファイルCSVを生成します。 |
●エンジニアリングツールを実行すると、ポイントリストシートを読み込み、以下の設定ファイル群を一括で生成します。 ・構造化タグCSV ・アラームマスタCSV ・イベントマスタCSV ・サマリフィールドマスタCSV ・ワンポイントトレンドペン設定ファイル |
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実タグをタグコードの単位でまとめて管理するための、「構造化タグ」を登録します。
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エンジニアリングツールによって生成された構造化タグCSVを、Panel Serverから一括で取り込みます(手動操作)。
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エンジニアリングツールのリストファイル作成処理を実行し、信号リストCSVファイルを生成します。 |
●エンジニアリングツールのリストファイル生成機能を利用して、信号リスト画面用の設定CSVファイルを生成します。 ・信号リストCSV
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エンジニアリングツールによって生成されたマスタCSV類を、所定のフォルダに配置します。 |
前手順のCSV生成処理によって生成されたマスタCSV類を、所定のフォルダに配置します。 ・アラームマスタCSV ・イベントマスタCSV ・サマリフィールドマスタCSV ・ワンポイントトレンドペン設定ファイル ・信号リストCSV
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グラフィック画面を編集します。 |
●Panel Editorを用いて、グラフィック画面を編集します。グラフィック画面ではサンプルに付属しているグラフィック部品を利用して作成します。 ●グラフィック画面を作成した場合、グラフィック画面リストCSVに登録情報を手動で追加します。 ・グラフィック画面リストCSV
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サマリアクションの帳票レイアウトマスタを編集します。 |
●必要に応じて、サマリアクションの帳票レイアウトを編集します。 ●帳票レイアウトはExcelフォーマットで用意されています。Excelでシートを編集することにより、帳票レイアウトフォーマットを直接編集することができます。 |
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必要に応じて、システム環境設定ファイルを編集します。
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●システム環境設定ファイルを手動で編集します。 ・system_config.txt ・PA-Client.ini ・summary_master.txt ・faceplate_note.csv
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基本構築が完了すると、PA-Panelでシステムを実行することができるようになります。基本システム構築を行った後で、システムをオンライン実行し、画面からオンライン設定を行います。 |