FA-Panelの主な機能

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FA-Panelの主な機能

FA-Panelの主な機能

FA-Panelの主な機能を紹介します。

 

 

主な機能

内訳

説明

通信ドライバ

 

100機種相当の通信ドライバを内蔵

FA-PanelはPLCやリモートI/Oなどの下位側デバイスとの通信ドライバを内蔵しています。標準で100機種相当のPLC等との通信機能を内蔵しており、異機種PLCが混在したシステム構成にも対応する事ができます。

 


PLCの二重化構成に対応

 

メイン側、サブ側(待機側)の2台のPLC(もしくは二重化PLC)が接続されている環境において、メイン側のPLCに障害が発生した場合にサブ側のPLCに接続先を自動的に切り替えることができます。

 


高速な通信パフォーマンス

 

弊社製品の通信ドライバは、できるだけ高速な通信が行われるように様々な最適化が行われています。左記のリンクでは、主要な機種の通信パフォーマンスを見ることができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

タグ

 

通信ドライバタグ(PLCユニット)

PLCのデバイスとリンクしたタグを作成することができます。通信ドライバが定期的に取得したPLCデバイスの値は、常にタグに自動的に反映されます。また、タグに対して書き込まれた値は、対応するPLCデバイスアドレスに自動的に書き込まれます。

 


メモリタグ(メモリユニット)

PLCと接続するユニットとは別に、Panel Serverのメモリ空間上のみで展開される仮想のユニットを登録することができます。これらのユニットを利用すると、Panel Server上でタグの値を保持したり、複数のPanel Server間で情報を共有するための共有メモリなどに使用する事ができます。

 


外部との連係(外部連携ユニット)

FA-Panelには、ネットワーク経由で外部と接続するためのユニットが用意されています。例えば、「OPC」ユニットを登録すると、他社製OPCサーバのタグと接続することができます。あるいは「IPLink」ユニットを使用すると、他のPanel Serverのタグとリンクしたタグを作成して、アプリケーション間でデータを共有することができます。また、ODBCドライバ経由でデータベースとタグを介して接続したり、Excelのセルのデータとリンクしたタグ等も用意されています。

 


タグフィルタ機能

 

タグフィルタは、工学値変換やビットの反転などの変換処理をタグ毎に行うことができる機能です。通信ドライバがPLCデバイスから読み込んだ生値に対して、タグフィルタで設定された変換処理が行われた値がタグに格納されます。また、タグに対して値を書き込むと、タグフィルタで設定された変換処理の逆の変換が行われた値がPLCに対して書き込まれます。

 

タグフィルタ一覧

 

 

 

主な機能

内訳

説明

標準プロジェクトの自動生成

 

標準フレームワーク

FA-Panelには、「標準フレームワーク」と呼ばれる監視画面システムのテンプレート(ひな型)が用意されています。ウィザードによる対話形式による簡単な設定を行うだけで、汎用的で完成度の高い監視画面プロジェクトを簡単に生成することができます。標準フレームワークにはメニュー機能があらかじめ組み込まれており、ユーザーが独自に追加した画面の呼び出しやアラーム、トレンドなどの各種標準機能の呼び出し処理を簡単に構築することができます。

 

尚、標準プロジェクトにはシステム設定画面が用意されており、監視画面の表示エリアのレイアウト編集や、メニューアイテムの編集などを運用中に行うことができます。クライアント画面の表示方法や画面サイズの設定、メニューの表示位置や表示方法の変更、メニューに表示するアイテムの選択などを簡単に行うことができます。

 

グラフィック画面

エディタ機能

Panel Editorを使ってグラフィック画面を自由に作成することができます。グラフィック画面では、ランプや数値や各種アニメーションによる表示や、画面からの操作入力によってPLCに値を書き込むことができます。

 


標準コントロール

ラインや四角形などのシェイプ部品の他、エディットボックスやボタンなどの各種コントロールが豊富に用意されています。これらの部品を画面に張り付けて監視画面を作成することができます。

 

コントロールリファレンス

 


部品ライブラリ

標準コントロールを組み合わせて作成された完成度の高い部品として「部品ライブラリ」が用意されています。これらの部品を画面に張り付けて簡単な設定を行うだけですぐに使うことができます。

 


画像ファイルの表示

グラフィック画面上に画像ファイルを表示することができます(BMP、JPEG、GIF、PNG)。シンボルに画像を使用したり、画面の背景に図面や設備の写真画像などを表示することができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

主要機能

標準フレームワークの基本機能

標準フレームワークには、さまざまな機能が標準で組み込まれています。汎用性の高いメニュー機能のほか、特に、インフォメーションバーと呼ばれる表示エリアには、メモ機能、関連情報機能、付箋機能が統合的に配置されています。メモ機能(ガイダンス機能)ではタグなどの情報にガイダンス情報を登録することができます。関連情報機能では画面などで選択されたタグに関連性のある画面の候補を自動的にリストアップし、関連する画面を即座に表示することができます。付箋機能は全ての画面上に自由に付箋を貼り付けることができる機能です。これらの基本機能は特別な作り込みを行うことなく、すぐに利用することができます。

 

インフォメーションバー

メモ機能(ガイダンス機能)

関連情報機能

付箋機能

 


アラーム

タグの値をモニタリングし、アラーム監視を行うことができます。アラームサマリ画面、アラーム履歴画面などが標準で用意されています。アラームデータはCSVファイルのほか、ODBC経由でデータベースに保存することもできます。その他、アラーム発生時や復帰時などにメールを送信する機能が用意されています。

 

アラームサマリ画面ライブラリ

アラーム履歴画面ライブラリ

イベント履歴画面ライブラリ

イベントリアルタイム画面ライブラリ

 


ロギング/トレンドグラフ

タグの値をロギング/集計することができます。トレンドグラフ画面、比較トレンドグラフ画面が標準で用意されており、ロギングデータや集計データをトレンドグラフとして表示します。

ロギングデータはCSVファイルのほか、ODBC経由でデータベースに保存することもできます。

 

トレンドグラフ画面ライブラリ

比較トレンドグラフ画面ライブラリ

 


日報(レポート)

ロギングデータをもとに、日報集計、月報集計、年報集計を行うことができます。日報集計データは標準で用意されている日報画面に表示したり、帳票として印字することができます。

日報集計データはCSVファイルのほか、ODBC経由でデータベースに保存することもできます。また、集計データを画面から手修正する機能も用意されています。

 

日報画面ライブラリ

 


稼働監視

生産設備の稼働状況をモニタリングするための稼働監視機能が用意されています。設備の運転状況、異常状況などのアンドン表示や、稼働率表示、生産量の進捗表示、稼働状況をガントチャートで表示することができます。

 

稼働監視画面ライブラリ

 


信号一覧

Panel Serverに登録されたタグを簡単に一覧形式でリアルタイム表示するための機能が用意されていますす。タグの現在値のモニタリングのほか、タグに対する発停操作を行う機能も備わっています。

 

信号一覧画面ライブラリ

 


デマンド監視

電力量の計量データのリングカウンタ(積算カウンタ)をモニタリングし、電力デマンド監視を行うことができます。標準で用意されているデマンド監視画面でデマンド予測を表示したり、デマンド警報を発報することができます。

 

デマンド監視画面ライブラリ

デマンド履歴画面ライブラリ

デマンドレポート画面ライブラリ

 


エネルギー管理(EMS)

日報集計、月報集計、年報集計データをもとに、標準で用意されているエネルギー管理画面にエネルギー管理グラフを表示することができます。フロア単位、部署単位、エネルギー種別単位などで自由にグループ化を行い、グループ単位でグラフを表示したり、CO2換算、原油換算、エネルギー換算、原単位表示などが可能です。尚、エネルギー管理機能は、Energy Management Systemの頭文字から、「EMS」とも称されます。

 

エネルギー管理(EMS)画面ライブラリ

 


散布図グラフ

散布図グラフ画面が標準で用意されており、ロギング、集計データをもとに、散布図グラフを表示することができます。

 

散布図グラフ画面ライブラリ

 

 

 

主な機能

内訳

説明

サーバロジックの構築

スクリプトVer1

サーバ側でタグの演算を行うことができます。タグ同士の演算や、四則演算などができます。

 


スクリプトVer2

スクリプトVer2アクションを利用すると、サーバ側でスクリプトによるロジックを常駐させて実行することができます。本スクリプトは本格的な言語仕様となっており、タグの読み書き、ファイルの読み書き、タイマー処理など、複雑なロジックを組むことができます。

 


タグブリッジ機能

タグブリッジはタグ同士で値を転送する機能です。異なるPLCと接続するユニット同士で値を転送することにより、異なるメーカーや異機種PLC間でのゲートウェイ機能を構築することができます。

 


タグレポート機能

タグレポート機能では、あらかじめ用意しておいたテキストファイルのマークアップ文字に対して、タグの値を埋め込んで出力することができます。例えば、HTMLファイルにタグの値を一定周期で埋め込むことで、簡易的なWebモニタリングを行うこともできます。

 


バッチ転送(タグ→テキスト)

タグの値をテキストファイルに書き出す機能です。

 


バッチ転送(タグ→ODBC)

タグの値をODBCデータベース上のテーブルに書き出す機能です。

 


バッチ転送(テキスト→タグ)

テキストファイルから読み込んだ値をタグに書き出す機能です。

 


バッチ転送(ODBC→タグ)

ODBCデータベース上のテーブルから読み込んだ値をタグに書き出す機能です。

 


メール送信

メールを送信するための機能です。例えば、PLCから受け取ったタグの値をトリガとしてメールを送信したり、メールの送信内容にタグの値を含めて送る事などができます(別途メールサーバが必要です)。

 


ファイル操作

ファイルのコピーや移動など、サーバ側でファイルの操作を行うための機能です。

 


ファイルバックアップ

指定したフォルダの内容をバックアップフォルダに書き出す機能です。ファイルの同期を行うこともできます。

 


FTP転送

FTPサーバに接続し、FTPでファイルの送受信を行うことができます(別途FTPサーバが必要です)。

 


SQL実行

サーバ側でSQL文を実行することができます。

 


ダイアルアップ

ダイアルアップ接続を行うことができます。例えば、インターネットに常時接続されていない環境などで、必要時にダイアルアップ接続を行い、FTP転送後に切断する等の処理を簡単に構築することができます。

 


外部アプリケーション実行

サーバ側で外部アプリケーションを実行することができます。

 


スクリーンショット

サーバ側でスクリーンショットを取得することができます。

 


時刻同期

PLCから受け取った時刻情報をもとにPCの時計を合わせたり、PLCに対して時刻情報を書き込む事ができます。

 


シャットダウン

任意のタイミングによりサーバアプリケーションを自動的に終了させたり、OS自体をシャットダウンすることができます。例えば、UPSの停電信号をPLC等から受け取り、停電の検知によりアプリケーションおよびPCを自動的にシャットダウンさせる等の処理を簡単に構築することができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

インターフェース

OPC

Panel ServerはOPCサーバの機能を備えており、他のOPCクライアントアプリケーションから通信接続を行うことができます。またタグのユニット定義で他のOPCサーバアプリケーションに通信接続するユニットを定義する事によって、Panel ServerからOPCクライアントとして他のOPCサーバに接続する機能も備えています。

 


DDE

Panel ServerはDDEサーバの機能を備えており、他のDDEクライアントアプリケーションから通信接続を行うことができます。またタグのユニット定義で他のDDEサーバアプリケーションに通信接続するユニットを定義する事によって、Panel ServerからDDEクライアントとして他のDDEサーバに接続する機能も備えています。

 


IPLink

IPLinkは弊社独自の通信プロトコルです。IPLinkを使用することで、弊社サーバーアプリケーション同士でのタグの連携を簡単に実現することができます。

 


VisualBasicなどからの接続

IPLinkクライアントライブラリ(ActiveX)を利用することにより、VisualBasicなどの外部アプリケーションからPanel Serverのタグに簡単に接続することができます。また、DDEを使用することにより、Excelのセルなどから簡単にタグとリンクさせることができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

システム運用形態のバリエーション

スタンドアロン構成

最もシンプルな構成はPC1台のみのスタンドアロンでの運用です。

 


クライアントサーバ構成

複数台のPCを用いたクライアントサーバでの運用にも対応可能です。

 


サーバの二重化による冗長化

主系PC/待機系PCの2台のPCを用意して、サーバを二重化することができます。Panel Serverをメイン、サブとして実行することにより、PLCとの通信やロギングなどの各種サーバプロセスを冗長化することができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

クライアントのランタイム実行

専用ブラウザでの実行

Panel Browserを起動してクライアント画面を表示することができます。この方式では「ダイレクトログイン」と呼ばれる機能が用意されており、アプリケーションファイルをサーバ側に配置しておくのみで、各クライアントPCは自動的に最新のアプリケーションを取得して起動することができます。

 


組み込みExeとして実行

Panel Browserを組み込みExeとして実行することができます。

 


IEに埋め込んで実行

Panel BrowserをIEに埋め込んで実行することができます。

 


VisualBasic等に埋め込んで実行

Panel BrowserをVisualBasicなどの画面に埋め込んで実行することができます。

 

 

 

主な機能

内訳

説明

安全稼働対策

サーバアプリケーションの自動再起動

Panel Serverには、アプリケーションが異常終了した際に自動でアプリケーションやOSを再起動させる仕組みが用意されています。

 


クライアントアプリケーションの自動再起動

Panel Browserには、アプリケーションが異常終了した際に自動で再起動する仕組みが用意されています。

 


サーバアプリケーションの停止操作ロック

オペレーターによる誤操作などにより稼働中のPanel Serverが停止されてしまう事を防ぐために、Panel Serverの停止時にパスワードの入力を求めるように設定することができます。